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「”売れる”国産材グッズの条件」 by 五味正彦

19 Sep 2008

第3回(全4回)

from
『森林組合』No.455〔2008年5月号〕
発行:全国森林組合連合会
(平成20年5月20日発行)

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■有機本業がプロデュースした商品
   ・ウッドトレー(ヒノキ)
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   ・割り箸(ヒノキとスギの2種)
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「”売れる”国産材グッズの条件」  第3回


林業系の有機本業活動、本格化する


2005年秋、木づかい月間に合わせ、
大地を守る会など全国約50団体の
有機野菜の会員向け宅配会社に
「日本の森林が危ない。
国産材、使って減らそうCO2」
というチラシを12万枚配布した。

国産材雑貨10点を紹介し、注文を取った。

この時点ではまだ有機本業のオリジナルグッズは少なく、
全森連取扱い品の中から選んだものが多かった。

有機本業のオリジナルグッズとして
最初に手がけたのは、クスノキからつくる樟脳、
そして割り箸、木製トレイなどである。

樟脳については、2005年11月に全森連の方の紹介で、
宮崎県日向市周辺の林業関係者と
出会ったことがきっかけとなった。

これは国産樟脳を復活させたいという
私の希望に応えてくれたもので、
翌06年、日向市の木材業者、藤山健一さんが
私たちと組んで樟脳づくりに取り組むことを決意してくれ、
工場づくりからスタート。

商品が完成したのは翌年で、
「日向のかおり樟しょうのう」と名づけて販売を開始した。

割り箸については、日本の森林問題や
環境問題を考えるためのわかり易い“教材”として、
06年から奈良県吉野の製箸屋・問屋と組んで
オリジナルの木づかい割り箸の製作に着手、
07年に商品化した。

こうした商品開発・販売において、
私たちは可能な限り国産の材料を使い、
石油系化学物質を排し、無添加にする
ということに徹底的にこだわった。

そして今、2008年。

これまで2年間の活動と問題提起の成果か、
年明け以降、問い合わせ、注文、販売したいという相談、
開発アドバイスに来てくれ等の連絡が急激に増えている。

どうやら来年中には、100品目ほどの
オリジナル商品を開発するという目標を
達成できるのではないかと、手ごたえを感じている。

(つづく)

高田 勝弘 プロフィール

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